◆子どもの将来を考える参考になった

良一がこの世を去って9年。高校生になったみゆきは「亜希子を喜ばせたい」と有名大学を目指すのですが、実力が伴わず苦戦中。さらには、亜希子が財テクとしておこなっていたデイトレードを仕事にしたいと言い出します。「ラクして稼げる仕事がある」と勘違いさせてしまったと感じた亜希子は、みゆきに働く母の背中を見せるべく、再建をかけて倒産ギリギリのベーカリーで働くことに。

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高校2年生の子どもの進路に頭を悩ませているという女性は、


「親として『少しでもいい大学に』との思いもあり、進路のことや模試の結果でしょっちゅうケンカしています。でも、亜希子を見ていて、もう少し子どもの気持ちを優先しなきゃなって反省しました」。


子どもの人生は子ども自身のもの

なんですよね。 また、フルタイムで働きながら中学生の子を育てている女性は、


「百聞は一見に如かずではないですが、仕事のことを相談したり、子どもの得意なことを活かせる協力を仰いだり、上手に巻き込みながら働くことの楽しさや大変さを教えるのはいいなと思いました」。


子どもと将来のことを話す時の参考にしたいと語ってくれました。